八発白中

技術ブログ、改め雑記

Shibuya.lisp TT #7 に参加してLTをしました

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Shibuya.lispが久しぶりに開催されたので参加してLTをしました。今回で3回目の参加、2回目のLTです。LTの内容は僕がこの1年間でしてきたこと、これからの展望のざっくりしたまとめです。


あとは、少し今回の感想を書きます。

今回はTTのしょっぱなから id:m2ymLispを具体的な経験を踏まえながら的確にdisり始めて会場がシーンとなってたときはどうなるかと思いました。

時間が足りずに、本題の「それでもなぜCommon Lispを使っているのか」が伝わりづらかったので勝手に補足しておくと、「Lispは成長可能な言語であり、真の意味で"言語"に最も近い言語。」というのが最も言いたいことだったのだと思います。その後に続く「Lispを書いているとき、人は自由になれる。他の言語ではどこか囚われてしまう」という話は実際にLispを書いてみないと理解できないのが残念ですけれど。

あと「カッコに囚われている」というRTにマジレスしておくと、Lisperはカッコなんて全く気にしてないので、むしろカッコに囚われてるのはLispコードを見る非Lisperなんじゃないかな。

今回はトーク全体を通してCL, Scheme, Clojure, Arcとまんべんなく散らばっていて、ほとんどが「Lispでこういうの作ったよ!」というLispを実用する話だったのが印象的でした。

特に名前を挙げると、@emasakaさんの「複数の短縮URLを多段展開させるWebサービスを作った」という話は、身近な問題と解決策が一貫してて良いLTだったと思います。ClojureをHerokuで動かしてるというのも新しいですしね。

懇親会ではいろんな人と喋ろうと思っていたんですが、逆に切れ目なく多くの方に話しかけていただきました。

Modern Common Lispを読んでます、Modern Common Lispのおかげで入門できました、など実際に言ってもらえるとやっぱりうれしいですね。まだ書き残していることは山ほどあるので更新もまだまだ続けていきたいです。

他にはid:m2ymさんの発表の前半に不安を覚えた人も多かったです。実際、やってみた感触としては、CLでWebアプリをある程度の楽をして作ろうと思うと、まだいくつか穴も見られます。ただ、それらの問題を一つ一つ潰してきた中でClackcl-annotModern Common Lispが生まれてきたという側面もあります。もし今、Lispに賭けてみようという気があるのであれば、自分でやって自分で解決してみるというのも一つの手だとは思いますよ :)

最後に、Shibuya.lispの運営ボランティアの方々ありがとうございました。