八発白中

技術ブログ、改め雑記

プログラマを志す中高生向けの文章をマグロ部に寄稿しました

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朝日新聞の中高生向けウェブメディア「マグロ部」にプログラマの記事を寄稿しました。

「人生のOB・OG訪問」の「夢を叶える方法」というシリーズで、将来の夢を考える若者向けのインタビュー記事を連載するものです。

たとえば先月の「キャビンアテンダンド」の人のインタビューはとても面白かったです。この方は一度就職して社会人を経験したのちにキャビンアテンダンドになったという、「へぇ、そういう道もあるんだ〜」と素直に興味深く読みました。中高生違うけど。

で、他の人はインタビューなんだけど、僕だけなぜか記事書いてくれって話で。

プログラマになりたい中高生って多いと思うんですよ〜」 「そうなんですか」 「それでプログラマとして活躍されている深町さんに記事をお願いできないかなと」 「え、それ僕でいいんですか」

プログラマとして活躍してる人とかもっと他にいるだろ……とか思いつつ。最初に思い浮かんだのはまつもとゆきひろさんなど名のある人とか。

けれど、マグロ部を見てみて、どうやら老練のプログラマよりも中堅 (たぶん30代くらい) の人に話を訊いているんだなと思って承諾しました。

「プログラミングを始めたきっかけとか書いてほしいです」

とか言われても、8歳のときには一人でLisp処理系を書いたとか伝説的なエピソードがあるわけでもありません。高校時代は不登校で引きこもって昼夜オンラインゲームをやっていたとか、そんな冴えない過去ばかり。プログラミングを始めたのも周りよりずっと遅いですし。

現在のことも、僕がシリコンバレーのイカしたスタートアップででも働いていればかっこいいことも書けるんだろうけど、僕がやっているOSSのことなんかはなかなかわかりづらいものだと思います。

けれど、もうありのままに書いてしまおうと思って書いたのがこちらの記事です。

落ちこぼれだった私が、プログラマとして企業を越えて自由に生きる「夢を叶える方法」 | マグロ部

中高生向けなので少し説明的だったり簡易な表現になっていますが、ブコメを見る限り内容的には大人が読んでも少しは楽しめるものになっているのかなと思います。

良ければ読んでみて、今後の進路を考えている知り合いなどいらっしゃれば参考に紹介していただけると書いた甲斐があります。